
日本のバラ・ハマナスの香りに包まれる時間
北海道・浦幌町で育まれる日本原種のバラ “ハマナス”。 その花は、ヨーロッパの華やかなバラとはまた違った魅力を持っています。 ヨーロッパのバラの香りが甘く重厚でドレスをまとった貴婦人のようだとしたら、ハマナスの香りはもっと軽やかで、みずみずしく、果実を思わせる清々しさがあります。 素肌の美しさをそのまま引き立ててくれるような、自然体の香り。 そんなハマナスに惹かれ、僕はこの花を暮らしに活かす取り組みを続けています。 このたび、ご縁あって神戸・北野坂の「アトリエ レピス」さんで蒸留のワークショップを開催させていただくことになりました。 料理家であり「レピス」を主宰されている 大久保たえさん。 ハマナスを使った特別なミニランチもご用意いただけることになり、香りと味わいをあわせて楽しんでいただける時間になるはずです。 神戸という街は、古くから港を通じて西洋文化を受け入れてきました。 異人館の並ぶ北野の丘には、異国の香りや暮らしが息づき、花やハーブも西洋からもたらされ、人々の生活に新しい彩りを加えてきました。 その歴史ある街で、日本のバラ・ハマナスを蒸留し、香りを分かち合うことには特別な意味を感じます。 ヨーロッパと日本、ふたつの文化が交わる神戸の地で、控えめでありながらも芯の強いハマナスの香りを楽しんでいただけたら嬉しいです。 当日は、ハマナスの蒸留水をその場でつくり、皆さん自身の手で “アロマミスト” を調合していただきます。 植物の香りに包まれながら、浦幌の自然のこと、ハマナスのことをゆっくりとお話しできればと思っています。 rosarugosa からは、小さなバーソープもお土産としてご用意しました。 香りをまとい、手にとり、そして味わいながら──ハマナスがもたらす癒しを五感で感じていただければ幸いです。 どうぞ気軽にご参加ください。 詳細、ご予約につきましてはこちら 株式会社ciokay代表 森 健太